成岡マネジメントオフィス

医療経営研究会

医療経営研究会は、2006年6月17日の第10回例会をもって、いったん終了し、新しいスタイルで再出発を予定しています。改めて広報いたしますが、当分の間、休会といたします。

過去の開催実績

No 開催日 開催場所 講師 所属 内容
第10回 2006/06/17 四条地下鉄ビル 成岡 秀夫 株式会社成岡マネジメントオフィス代表取締役 医療経営研究会の取り組むビジネスイメージ
第9回 2006/05/20 大阪産業創造館 成岡 秀夫 株式会社成岡マネジメントオフィス代表取締役 医療保険制度改定のあらまし
第8回 2006/04/15 四条地下鉄ビル 成岡 秀夫 株式会社成岡マネジメントオフィス代表取締役 医療現場の人事評価制度
第7回 2006/03/18 四条地下鉄ビル 橘 雅恵 社会保険労務士/たちばな事務所 介護保険法の改正
第6回 2006/02/18 大阪産業創造館 成岡 秀夫 株式会社成岡マネジメントオフィス代表取締役 医療事業者のリスクマネジメント
第5回 2006/01/28 四条地下鉄ビル 成岡 秀夫 株式会社成岡マネジメントオフィス代表取締役 病院の機能評価とは
第4回 2005/12/17 四条地下鉄ビル 大石 孝太郎 株式会社TASK経営代表取締役 医療を取り巻く環境と諸制度
第3回 2005/11/12 大阪産業創造館 成岡 秀夫 株式会社成岡マネジメントオフィス代表取締役 診療報酬制度の仕組みとその解説
第2回 2005/10/15 四条地下鉄ビル 成岡 秀夫 株式会社成岡マネジメントオフィス代表取締役 医療機関のPLから何を読み取るか
第1回 2005/09/17 四条地下鉄ビル 成岡 秀夫 株式会社成岡マネジメントオフィス代表取締役 医療界の現状と課題認識


研究会レポート

第7回医療経営研究会3月度例会

3月18日(土)第7回医療経営研究会が開催されました。今回は、「ここがこう変わる介護保険」というテーマで、社会保険労務士でIT経営塾勉強会のメンバーでもある橘雅恵さんにお願いしました。

ご多忙にも関わらず、非常に詳しく調べていただき、また、資料も新しく作成していただきました。身近なテーマだけに、みなさん、非常に活発に意見交換していただきました。また、改めて「介護保険制度」そのものについても、一度勉強会をする必要も感じました。

■講師の橘雅恵さん ■身近なテーマで議論彷彿でした

第5回医療経営研究会1月度例会

さる1月28日(土)18時から、四条地下鉄ビルにて第5回医療経営研究会が行われました。今回の研究会は、代表幹事の成岡から、最近脚光を浴びている「医療評価及び医療評価機構」に関して、お話しをしました。

医療評価は、ここ急激に取得をする医療機関が増加して、12月末現在で、全病院に対し、20%になっています。当日は、医療評価の内容、取得のプロセス、現状の問題点、これを踏まえた今後のビジネスのヒントなどに関して、ディスカッションしました。

■講師の成岡秀夫 ■講義を聞く参加者

第4回医療経営研究会12月度例会

12月17日(土)18時から、第4回医療経営研究会を開催しました。 当日は、忘年会の真っ只中の日程にも関わらず、13名のメンバーが集まりました。 当日の講師は、医業経営コンサルタントの大石孝太郎さんから、医業経営にお ける基本的な視点を豊富な資料で、1時間半にわたって解説していただきました。

また、後半では、4月以降に予定されている診療報酬の改訂に関するホットな講義もしていただきました。

医業の経営には、色々と問題が沢山あって、一朝一夕には解決しない問題が多くあるとの認識を新たにしました。

■年末の土曜にもかかわらず多数の参加者 ■講師の大石孝太郎氏

第3回医療経営研究会11月度例会

11月12日(土)18時半から「第3回医療経営研究会」を開催しました。 今回は、2回京都、1回大阪の原則に則り、堺筋本町の「大阪産業創造館」にて行いました。

3回目の研究会のテーマは、ずばり「診療報酬体系」です。代表幹事の成岡 が、
●小泉内閣が考えている医療改革の中身
●現行の診療報酬体系
のふたつを関連してお話ししました。

最近、とみに新聞紙上を賑わしている内容でした。非常に、不合理な点が多 く、これから、改革の行方が注目されます。ちなみに、翌日の日曜日の9時か らのNHK日曜討論も、この内容でした。

診療所のほうが病院より初診料が高いとか、基準看護と診療報酬の問題や、色々な矛盾をはらんだ現行の診療報酬体系のプレゼンでした。

■講義の模様

第2回医療経営研究会10月度例会

10月15日(土)18時から、第2回医療経営研究会が行われました。 当日は、代表幹事の成岡から、中規模病院の実際の月次収支データを基に、医業収入や人件費などの支出に関し、実際のデータの数字を見ながら、色々の角度から検証をしました。

また、参加者のみなさんから、色々な意見が飛び交い、非常に中身の濃い議論になりました。

人件費の割合が通常の企業の数字から見て異常に高いことなどに、注目が集ま りました。このような勉強と議論を積み重ねて行きたいと思っています。

(左上)プロジェクターを利用しての講義風景

(右上)聞き入る参加者

(左)参加者の間で活発な議論がなされた

第1回医療経営研究会9月度例会

第1回医療経営研究会は、17名の参加を得て、9月17日18時から四条地下鉄ビル 5階会議室にて開催されました。 遠く、東京からもご参加の方もありました。初回のよびかけに、多くの方々に賛同をしていただき、多数の参加をいただきました。ありがとうございました。

当日は、代表幹事の成岡から、医療のマーケットの最近の動向などに関して、お話をさせていただきました。 また、最近、京都国際会議場で開催された、医業経営に関する全国会議の内容紹介も、併せて行いました。

後半のディスカッションでは、参加の動機も含め、自己紹介や、この研究会に 期待するものなどを話し合いました。

12名の方が二次会に参加いただき、さらに親交を深めることができました。 次回までに、この研究会の方向性を検討し、ビジネスの方向を明確にしていきたいと思います。 次回は、10月15日(土)18時から開催の予定です。

(左上)発表の模様
(右上)熱心に聞き入る参加者
(左下)後半は自己紹介や会への期待を発表


医療経営研究会とは・・・

このたび「医療経営研究会(仮称)」なる研究会を立ち上げることとしました。

今後の少子高齢化社会の急速な到来を踏まえ、医療をめぐる社会環境は大きく変化しようとしています。

政府の医療政策の変更、治療や診断技術の高度化、高齢者人口の急速な増加など、どれをとっても、医療機関の経営に大きな影響を及ぼすことが予想されます。

医療機関の経営は、民間の株式会社などと異なり、従来はどちらかといえば、一般的な「経営」や「マネジメント」という観点が取り入れにくい環境にありました。

しかしながら、このような「病院の経営」を取り巻く大きな環境の変化に対し、今後は「経営」というものに、正面から取り組まざるを得ない状況になってきました。

今回、このような背景の下、医療機関の「経営」の課題を対象に、有志により 「医療経営研究会(仮称)」を立ち上げることとしました。

単に、診療報酬をめぐる資金的な問題のみならず、今後課題となるであろう 「個人情報」の取り扱い、「人事マネジメント」や「外部評価」への対応、「BSC」の考え方の導入など、課題は多くあると認識しています。

当面、毎月1回の研究会の例会を通じ、研鑽を深める活動を中心に、さまざまな分野の方々との「連携」「協業」を目指して活動していきたいと思っており ます。

今回の趣旨にご賛同いただき、参加を希望される方は、下記のE-mailアドレスまでお問合せなど、お願いいたします。

第1回の設立研究会は、9月中旬を予定しております。ご参加希望の方には、別途ご連絡をさしあげたいと思います。

「医療経営研究会」設立発起人
中小企業診断士 成岡 秀夫
中小企業診断士 野崎 敏彦