<配信先のみなさま> いよいよ激動だった2003年も、残すところあと僅かになってきました。 これが、本年最後のマネジメントレターになると思います。 皆さん方には、今年1年間、色々な場面でほんとうにお世話になりました。 今回の第4回目の配信分は、時節柄、「年賀状のマーケティング」と題して。 (もう、出してしまった!!) ========================================================= みなさん、年賀状は何枚くらい個人名で出されますか? 会社から仕事がらみで仕事先に出すのは別にして、個人名で出す枚数は、多い ほどいいと思います。付き合いの広さに比例しますから。 昨今、メールが便利になったとはいえ、まだまだ年賀状は、その有効性も、意 味合いも捨てたもんじゃありません。 成岡が現在在籍している会社では、お中元、お歳暮は無い代わりに、暑中見舞 いと年賀状は、やたら沢山出すことに、毎年決まっているようです。 まあ、50円ですから、安い販促活動といえばそうですが。 成岡自身は、今年の6月に親父が急逝したため、先日、不調法にもメールで喪 中のご挨拶をした方もありますが、今年は、年末に年賀状で、窮屈な思いをす ることがありません。 例年の年賀状はどうしているかというと、 まず、原本の住所録から、送り先を抜いて(というか実際は送らない人を削除 して)、年賀状ソフトにEXPORTします。 そして、宛先の住所側から先に印刷します。この、宛先側から先に印刷すると いうのが、「肝」なのです。 次に、宛先を睨みながら、いくつかのグループに分けます。 成岡は、3回ほど転職しているのと、いろいろな同窓会の幹事を多く引受けて いるので、だいたい大雑把に言って、5つくらいのグループに分かれます。 友人や同級生グループ、以前会社の同僚や先輩、クラブの関係、親戚や目上の かた、勤め先の関係者、などでしょうか。 いくつのグループに分けるかは、年毎の気分次第みたいなところがあります。 そして、分けたグループごとに文面を考えます。 友人たちにはそれらしい内容を。目上の親戚の方にはきちんとした文章を。い つも会っている方にはあまり出しませんから、比較的近況報告的な内容になる ことが多いです。 そして、それを、本文側にグループ毎に印刷していきます。 そうすることによって、宛先と内容とが完璧ではありませんが、まあまあ フィットするものが出来ます。 これを究極に細分化すると、1枚毎に異なる内容になるのでしょうが・・・ ・。それが、ワンツーワンマーケティングでしょうか。さすがに、そこまでは やりませんが・・・・。本来はそうなのでしょうね。 顧客の顔を見て、提供するサービスを考える。答えは、マーケットにあるので す。 最後に大事なことは、住所録をこまめに整備することですね。データがきちん としていないと、意味がありません。 ======================================================================