先日11月3日の文化の日、3月の京都マラソン以来久しぶりにハーフマラソンを 走った。無風、曇り、気温13度。絶好の暑くも無く、寒くも無く、風も無いコ ンディションだった。昨年の10月に会社を立ち上げてからの忙しさにかまけ て、練習不足の感は否めず、非常に不安のスタートだった。 なんとか、ゴールは出来たが、目標の1時間40分は切れなかった。が、この状 態では、まずまずだったかと。 今回は、その体験から。 *********************************************** 今回から新しく配信させていただく方もいらっしゃいます。 毎週月曜日の配信です。 ぜひ、ご愛読ください。 最新10号分のバックナンバータイトルは、下記の成岡マネジメントオフィスの ホームページのURLにあります。 http://www.nmo.ne.jp/letter.htm バックナンバーご希望の方はホームページからお申込ください。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ・・・・・経営の現場から・・・・・ 【成岡マネジメントレター】(毎週月曜日発行) 第80回配信分2005年11月07日発行 仕事はやった後が大事 〜必ずきちんとしたフォローをすること〜 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ●21.0975kmのハーフマラソンは、成岡なら1時間40分前後で走ります。まあ、 これが、早いか、遅いかは別として、平均で1kmが4分45秒くらいです。市民ラ ンナーの平均は1km5分ですから、これを少し早く走ります。20kmを1時間半以 上、ずっと同じペースで走るのは、結構しんどいものです。 ●まず、初めの3kmから5kmくらいは様子見です。最近は練習不足ですから、ど れくらいで走れるか自信がありませんから、初めからあまり行けません。 ちょっと、今日は、どうかな?と、恐る恐る走り出すという感じです。周囲が 飛ばすから、つられて行くと、最後につぶれます。 ●このマイペースで行くのが、なかなか難しいのです。なので、必ず、腕時計 で1kmごとにラップを計って、調整します。とりあえず、出だしの1kmは5分で 走ります。次の1kmは調子がよければ、少し上げてみます。これで行けそうな ら、そのまま5kmまで行ってみます。 ●これを繰り返しながら、1km単位と5km単位で時計を見ながら調整します。な るべく、後半にスタミナが残るように、あまり前半で無理はしません。しか し、コースのアップダウンや、風向き、コースの取り方などで、予想外に消耗 することがあります。一番の大敵は、暑さです。 ●今回、1時間40分は切れなかったけど、何とか1時間41分11秒でゴール。ま あ、現状では、満足する結果ではないでしょうか。ただ、前半、少し早すぎ て、折り返しからの後半、非常にしんどい思いをしました。スタミナ不足を痛 感しました。 ●大事なのは、ゴールしてからです。さすがに、大学の陸上部の長距離選手 は、ゴールしてからが違います。少し、ストレッチしてから着替えて、ゆっく りとクールダウンという整理体操を兼ねて、1kmから2kmくらい走ります。野球 のピッチャーが降板後、肩慣らしするのと同じです。 ●市民ランナーもこれをやらないといけません。今回は、ばて気味だったの で、少々、クールダウンをはしょりました。それと、雨が降りそうだったの と、早く出ないと駐車場の出口がいっぱいになるので、整理体操もあまりせ ず、焦って車で会場を脱出しました。 ●これが間違いの元で、案の定、車を運転中に、足はつりそうになるし、大腿 筋は痙攣したようになるし、車を停めてマッサージするというはめに。また、 昼ごはんに入った蕎麦屋さんが、座敷しかなく、正座は出来ず、足を伸ばした のはいいが、非常にしんどい思いをしました。 ●何事も、終わった後の整理整頓が大事で、これをきちんとやらないといけま せん。後のフォローが大事です。道具の手入れも一緒です。ビジネスも同じ で、やりっぱなし、聞きっぱなし、言いっぱなしの状態で、ほったらかしとい うのが、よくあります。 ●人と会ったら、すぐにお礼のメールを送る。長い文章は要らないから、気持 ちのこもった簡単なメールをすぐに送る。この、「すぐに」とうのが大事なの です。ものは、タイミングというのがあります。時期が外れたら、意味がない のです。 ●すぐに、関係先に報告をする。レポートを書く。議事録を書く。まとめる。 次の準備をする。すぐに、次のアポイントを取る・・・。クールダウンをきち んとやることが、次の仕事を円滑に運ぶ秘訣です。終わりは始まりです。 ●筋肉痛は、歳がいくと翌々日に出るといいます。若いうちの筋肉痛は翌日だ そうですが、年齢が経つと、筋肉痛は翌々日だそうです。クールダウンをしっ かりやると、筋肉痛は翌日で終わります。入念な手入れと、次に向けた準備が 肝心です。 ●ひとつ何かが終わったときに、次の準備のために、きちんとした後始末、 クールダウンをきちんとやる。完璧を目指すと、なかなか足が前に出ないの で、とにかく最低限の必須事項を決めてやるようにしましょう。今回は、手抜 きのクールダウンの影響で、筋肉痛が尾を引きました。