本日14日(月)が申し込み締め切りの「佐山展生氏特別記念講演会」にご参加を 多くのみなさんからいただきました。誠にありがとうございました。 おかげさまで、満席にほぼ近く、以降のお申込に関しては、おそらく、お座り いただけないかも知れません。立ち席でよろしければ、お申込を受けることに なるかと思います。なお、当日の混乱を避けるため、座席は指定といたしまし た。ご了承ください。 すでに、ご参加の方には「参加証」のはがきを送りました。上記のような状態 ですので、当日のドタキャンは避けていただきますよう、重ねてお願い申し上 げます。お断りする方も出てくると思われますので。 重ねて、多数のご参加お申込ありがとうございました。当日、お目にかかれる ことを楽しみにしております。 *********************************************** 今回から新しく配信させていただく方もいらっしゃいます。 毎週月曜日の配信です。 ぜひ、ご愛読ください。 最新10号分のバックナンバータイトルは、下記の成岡 マネジメントオフィスのホームページのURLにあります。 http://www.nmo.ne.jp/letter.htm バックナンバーご希望の方はホームページからお申込ください。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ・・・・・経営の現場から・・・・・ 【成岡マネジメントレター】(毎週月曜日発行) 第81回配信分2005年11月14日発行 会社を設立して分かったことその3 〜経営に関する座標軸の原点を明確に〜 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ●「経営理念」と一口に言うが、なかなかこれが難物です。1年経ったいまで も、部分的には、時々書き直しては、これではどうか、こうではないかと、反 復推敲しているのが現状です。ホームページの経営理念というページも、今 回、大きく書き直しました。 ●「経営理念」がそんなにころころ変わるのはおかしい、というご意見もある かと思います。しかし、企業は環境に適合して経営していくものなれば、経営 者の環境認識や、将来の時代認識が変われば、また、変わるのも当然ではない かと思います。 ●「戦術は変われど、戦略は変わらない。」これまた、変な話しで、組織は戦 略と共に変わり、戦略は経営環境によって、大きく変わります。その環境変化 も、経営者自身では、どうしようもない変化もあります。成岡が社会人になっ たときの「オイルショック」。その後の「プラザ合意」による円レートの切り 上げなど・・・。 ●その都度、修正、改訂はやるべきです。周囲を取り巻く環境の変化と共に。 ただ、そのとき、そのときの経営に関する考え方の座標軸の原点は明確にすべ きです。簡単に言うと、「誰に」「何を」「どうやって」です。最後に、「何 を目的にして」です。 ●「誰に」は、顧客は誰かということであり、市場はどこかということです。 当たり前のことですが、意外とグレーで曖昧なことが多いのです。「何を」は 商品やサービスです。これも、はっきりとした考えが無く、旧態依然として過 去を引きずっていることがあります。 ●「どうやって」は事業の仕組みです。最近のことばでは「ビジネスモデル」 でしょうか。「儲かる仕組み」でもいいでしょう。最後に「何のために」で す。ここを明確にしないといけません。究極的には、「会社は誰のもので」 「何のために存在するのか」です。そして、「何を目指してやるのか」です。 これは、そんなにころころ変わるものではないと思います。 ●今週土曜日に開催する「佐山展生氏特別記念講演会」の席上、成岡から 「NMO盲導犬育成基金」設立のご案内をさせていただきます。また、改めて、 みなさまには詳しくアナウンスしたいと思いますが、全国の盲導犬を待ち焦が れる視覚障害者の方々のために、わずかでもお役に立てればと思い、会社設立 1周年を記念して基金を創設しました。 ●「企業の経営は「人」と「志し」の芸術作品」という考えの下、中小企業の 経営のサポートをさせていただきながら、自ら社会に貢献できる事業活動を営 み、その結果の一部を社会に還元する」というのが、最新の弊社の経営の座標 軸です。 ●基金を設立して、その案内を書きながら、だんだんいろいろなものが見えて くるようになった気がします。やはり、自分で考え、その信念のもとに行動を 起こしていかないと、変わっていかないことが実感されました。まだ、始まっ たばかりですが、この座標軸は外したくないと思っています。