19日(土)開催の「佐山展生氏特別記念講演会」には多数のみなさまにご参加を いただき、誠にありがとうございました。 おかげさまで、無事に終了することができました。今回は、満席にほぼ近く、 みなさまには窮屈なことでした。会場の予約の時点で、これほど多数のみなさ まにご参加いただけるとは思いませんでした。誠に申し訳ありませんでした。 懇親会も、会場の定員いっぱいで、熱気むんむん。80名のみなさまに、充分満 足いただけたか分かりませんが、主催者側としては、無事に終わったことに、 正直、ほっとしております。 来年も、いい企画を考え、また、みなさまにご満足いただけるよう、今から、 準備していきたいと思います。みなさまの、暖かいご支援をお願いいたしま す。 重ねて、多数のご参加お申込ありがとうございました。 講演会、懇親会の模様は、近日中に公式ホームページにUPいたします。 *********************************************** 今回から新しく配信させていただく方もいらっしゃいます。 毎週月曜日の配信です。 ぜひ、ご愛読ください。 最新10号分のバックナンバータイトルは、下記の成岡 マネジメントオフィスのホームページのURLにあります。 http://www.nmo.ne.jp/letter.htm バックナンバーご希望の方はホームページからお申込ください。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ・・・・・経営の現場から・・・・・ 【成岡マネジメントレター】(毎週月曜日発行) 第82回配信分2005年11月21日発行 「新しいことをとりあえずやってみる」精神 〜佐山展生氏大阪桐蔭高校講演会から〜 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ●19日(土)16時から大阪産業創造館で、佐山展生氏特別講演会を行いました。 多数のご参加を賜り、ありがとうございました。また、その前に、大東市の大 阪桐蔭高校にて、そのキャリアの積み重ねを高校2年生に講演をしてもらいま した。 ●大阪桐蔭高校でも、産業創造館の講演でも、終始一貫して彼がアピールして いたトーンは、「とりあえずやってみる」でした。やってみないとわからな い、やってみて初めて分かる、ということでした。だから、やってみようとい うことです。 ●初めてのことをやるときに、誰もが新しいことに対してアレルギー反応を起 こします。人間の体も、そう、反応します。抗原抗体反応というやつです。新 しいウィルスが体に入ってきたときに、敏感に反応するわけです。 ●ところが、人間の体は、その抗原抗体反応を通じて、免疫が出来、あとの ウィルスに対して、抵抗力がつきます。だから、既成の事実に対しては、正常 な判断が出来ます。初めてのことについては、分からないから、抵抗感が先に 出ます。 ●「とりあえずやってみる」には、リスクもあるし、結果について、未知なこ と、不確定なこと、分からないこと、不安なこと、多数あります。帝人を辞め て、三井銀行に転職したとき。三井銀行時代に、手を上げてニューヨークに 行ったとき。そして、日本で初めて、民間の投資ファンド会社を立ち上げたと き・・・・。 ●その都度、都度、未知なものに対するチャレンジの連続でした。未知なもの に対しては、誰もがシュリンクします。シュリンクすると、初めの一歩が出ま せん。そこを、どうやって一歩を踏み出すか。それは、勇気であり、意思で す。 ●リスクを取るのは勇気が要ります。でも、それをやらないと、個人も、会社 も、発展がありません。成長の軌跡を描けるのは、経営者が勇気を持って、リ スクを取っているから、会社が成長するのです。 ●よく、経営の書籍には書いてあります。みんなが賛成したことはやらない、 みんなが反対したことにビジネスチャンスがあると。正しいと思います。で も、なかなか、それが出来ません。どうやったら、それができるでしょうか? ●日頃から、流れを読んで、自分なりの方針や意見を持って、自分で道を切り 開く意思を持つことだろうと思います。未知なものを乗り越えるときには、非 常なエネルギーが要るでしょうが、そのエネルギーは明確な意思がないと持続 できません。 ●そういう意味で、佐山展生氏のこれまでの人生は、未知なものへの挑戦を やってみるの連続だったのです。その、成功体験を聞かせてもらって、我々 も、俄然勇気とエネルギーが持てたように思います。 ●先週の月曜日11月14日の発売のAERAの86ページに、彼のいままでの人生の軌 跡がダイジェストで掲載されています。もう、書店にはないでしょうが、朝日 新聞の販売店にはあるかもしれません。興味のある方は、ぜひ、一読くださ い。