このメールはBCCにて配信されています。 先週は北朝鮮のミサイル発射に揺れた1週間だった。号外まで配られた。今ま でからして、何を考えているのか分からない国だし、不気味な国だったが、今 回の事件で一層その感を強くした。もはや、正気の沙汰とは思えない。 独裁者が判断を間違うこともあるだろうし、技術的に未熟なら、制御が利かな くてミサイルが迷走することもあるだろう。なにより、落ちた日本海には漁船 もいるし、上空には飛行機も飛んでいる。 追い詰められての苦肉の策だろうが、あまりに馬鹿げていて話しにならない。 こんな国と今後向き合っていかないといけないと考えると、やるせない気持ち になる。拉致事件の解決など、気が遠くなってくる。 しかし、気長に説得するしかないのかもしれないが、兵糧攻めにするのが最も 効果的かもしれない。これだけ馬鹿にされたような態度を取られたら、断固毅 然たる行動を取るべきだと思う。 *********************************************** 今回から新しく配信させていただく方もいらっしゃいます。 毎週月曜日の配信です。 ぜひ、ご愛読ください。 また、別のアドレスに送信希望の方は、ご連絡ください。 最新10号分のバックナンバータイトルは、下記の成岡 マネジメントオフィスのホームページのURLにあります。 http://www.nmo.ne.jp/letter.htm バックナンバーご希望の方はホームページからお申込ください。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ・・・・・経営の現場から・・・・・ 【成岡マネジメントレター】(毎週月曜日発行) 第115回配信分2006年07月10日発行 歯を抜かない歯医者さんの繁盛 〜歯の治療は生活習慣から治す〜 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ●最近、お仕事で知り合いになった大阪の歯科医院Kクリニックは、近くに沢 山の歯科医院が開業しているにも関わらず、繁盛を極めてられます。何より、 患者さんの数が、周辺の歯科医院と比べると、ダントツに多いそうです。 ●院長先生の話しでは、初診の患者さんには徹底的に状態を聞き込んで、期待 値以上の治療を懇切丁寧にしてさしあげて、顧客満足度をハイな状態にして、 帰っていただくことを原則にされているのだそうです。そうすると、必ずリ ピートして来院してくださるそうです。 ●また、子供の乳歯(大人の歯の前の子供の歯)の虫歯は、ほとんど抜かない で治療するのだそうです。かなりぐらぐらになっていても、抜きません。つき そいのお母さんは不満だったり、保健室の先生も、すぐに虫歯を抜くように指 導するのだそうです。 ●このKクリニックの院長先生は、虫歯を抜くことは簡単だけど、またぞろ、 しばらくしたら虫歯が出来ると言います。それは、食生活、生活習慣などが、 また虫歯を作る環境にあるからなのだそうです。 ●虫歯は生活習慣病なのです。朝食を取らない子供、間食ばかりする子供。夜 の食事が塾などで不規則な子供。母親や父親と一緒に食事時間をもてない子供 たち。そういう子供たちが、虫歯になる確率が非常に高いのだそうです。 ●K先生の持論は、まず、そういう原因を根気良く取り除かないと、またすぐ に、虫歯が発生するのだそうです。これは、大人にも当てはまります。このク リニックでは、なるべく歯を抜かない治療方法を選択します。 ●最高の技術を駆使し、ありったけの知識と機材を総動員して、出来る限り歯 を残す治療を選択します。最悪、どうしても抜かないといけない場合以外は、 絶対に抜かない治療方法を選択します。 ●そういう評判が巷を駆け巡って、患者さんから患者さんへの情報伝達で、こ の歯科医院では歯を抜かないで治療してくれるということが知れ渡っていま す。なので、大変、遠方からも患者さんが来院されるといいます。 ●また、冒頭ご紹介した顧客満足度の向上に徹した対応のおかげで、リピート 率は非常に高いようです。一般の歯科医院でやる「6ヶ月ごとの定期点検治療 のご案内」も出していません。そんなことをしなくても患者さんは来るし、ま た、定期健診で来る患者さんが増えると、手が回らなくなり、困るそうです。 ●なにごともそうですが、安直な解決方法を選ぶと、その時点では何とかなっ ても、根本的に解決していませんから、原因を取り除いていません。そうする と、また、いつか、病気が発生するのです。企業の経営と同じです。 ●全体を見渡し、目先の解決方法に拘らず、根本的な問題点を粘り強くあたっ て解決する。そんなことが、顧客満足を高め、結果的に業績の向上と、その継 続に大きくつながっている好例です。